カテゴリー : 生き物

地球温暖化が生物に及ぼす影響

地球上の生物は長い長い時間をかけて、生き残るために環境に適応してきました。

「2100年には地球の平均気温が最大で6.4度上昇する可能性がある。」
と発表されました。

この急激な気温上昇に適応できない生物は絶滅してしまうおそれがあります。
今まで住んでいた土地で、生活できなくなることで、熱帯の生物は温帯で、温帯の生物は寒帯で住みやすくなりこれまでの食物連鎖が乱れることも予想されます。
さらに、今まで眠っていたウィルスが活動を始めたり、変化することで新たな病害が生じる可能性もあります。

こうなると、人間も適応するのが難しくなってきます。

絶滅危惧種「スマトラサイ」

スマトラサイは、現在275頭以下しか生息していないと推定され、ワシントン条約付属書1種指定のサイです。
最小で体重800kg、体長2.5~3.2m。

スマトラサイの生息数推移

1989年における生息数は962~536頭
1993年における生息数は495~356頭
1995年における生息数は約300頭
現在では、275頭と推定されている。

スマトラサイの生息域

インドネシア、マレーシア

以前は、ブータンや中国雲南省、ミャンマー、タイ、ベトナムでも生息が確認されていた。

絶滅に追い込まれている原因

主に密猟と森林伐採による生息域の喪失により絶滅に追い込まれた。
密猟は、スマトラサイの角を狙って行われた。
スマトラサイの角は漢方薬の材料として珍重され、多くは中国で消費されてきた。

森林伐採は、オアームヤシなどのプランテーションに置き換えられ、パーム油が作られるため。
パーム油は、せっけんや化粧品、カップ麺、チョコレートなどの原料になる。

今後の生息数見通し
80~90年の約10年間で半分に減少し、今後20年でさらに25%近く減少するとみられている。

世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、インドネシア・スマトラ島の森を再生させるプロジェクトに取り組み、動物の保護を進めている。
一般からの寄付金で、開発によって荒れ地になってしまった場所で植林を進める。
また、違法な伐採を防ぐパトロール活動も行う。

アメリカで魚が大量死 200万匹 世界で大量死相次ぐ

アメリカ メリーランド州のチェサピーク湾でニベ科の「スポット」(体長8~15センチ)と呼ばれる魚が大量に死んでいるのが見つかった。
原因は、冷え込みが続いたことで海水温が低下したこととみられている。

メリーランド州環境局は
2010年12月には25年で最も水温が冷え込み0.5度になった。
それに加えてスポットの幼魚が増えすぎていたことが重なったため。
と説明している。

メリーランド州では過去に何度も魚の大量死が確認されている。
「1976年1月には1500万匹の魚が大量死したこともある。」
と明らかにした。

世界中で、魚や鳥の大量死が相次いでいる。
アメリカ アーカンソー州では年末年始の数日間で約5000羽のムクドリモドキ(鳥)が路上で死んでいるのが発見されている。
他にも、ヨーロッパやブラジル、アジアでも大量死が確認されている。

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