カテゴリー : エネルギー

石油代替エネルギーってどんなもの?

石油は現代社会を支えるエネルギーのひとつです。

石油代替エネルギーは、石油に代わって用いられるエネルギーの総称です。
石油代替エネルギーには
天然ガス(LNG)、石炭などの石油以外の化石燃料
原子力、太陽光、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー
などがあります。

石油以外の化石燃料

天然ガスは発電用燃料
石炭は発電用燃料やボイラ用燃料
原子力・地熱は発電用燃料
などに利用されます。

再生可能エネルギー

水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電などの発電分野、
バイオマス燃料などの燃料分野、
太陽熱温水器などの熱分野
ヒートポンプ技術で利用する空気熱、地中熱(エアコンなど)
で利用されています。

石油は本当に枯渇する?

「石油はあと40年で枯渇する。」
とか聞いたことありますよね?
1980年には、あと30年で石油は枯渇する。と言われていましたが、もう30年経ってしまいました。

枯渇までの目安となる指標として、可採年数というものがあります。

現在では、
石油の可採年数は50年弱。
天然ガスは60年。
石炭は120年程度。
と言われています。
可採年数とは、ある時点の確認埋蔵量をその時点の採算量で割った数値です。

どうして、化石燃料の枯渇までのカウントダウンが減るどころか増えているのでしょうか?

石油、天然ガス、石炭といった化石燃料は、動植物の死骸が蓄積して、長い年月をかけ変成してできた有機物期限の燃料です。
しかし、地下に存在する資源の量は、正確にはわかっていません。
また、採掘可能な量は一部にすぎません。

一般的に埋蔵量、確認埋蔵量と言われるものは、確認可採埋蔵量のことです。
発見されている鉱床から、現在の技術、経済状況で採掘可能とされる量のことを確認可採埋蔵量といいます。
新たな鉱床の発見、採掘技術の向上、燃料価格の上昇により採算が合うなどの変化があれば、確認埋蔵量は増加します。
また、生産量(消費量)が増えれば、可採年数は減少します。

実は2000年時点では、石炭の可採年数は約230年と言われていました。
しかし、アジアの新興国を中心に生産量が急増しているため、可採年数はこの10年間で急減しています。

結局、これから何年で石油は枯渇する。
と言われているのは、来年にはまた変わってしまうのです。

とはいえ、陸地の大型油田は既に発見されづらくなっています。
そのため、海底油田の開発が活性化してい案す。
しかし、海底油田は2010年のメキシコ湾の原油流出事故を受け、不安要因を抱えています。

2009年末の地球全体の石油確認埋蔵量は、約1兆3000億バレルです。
天然ガスは約190兆m3。
石炭は約8000億トン。
と言われています。
石油の確認埋蔵量は約60%が中東地域にあります。
天然ガスは40%が中東、20%がロシアにあります。
石炭は、アメリカ、ロシア、中国など石油、天然ガスに比べると世界各地に分布しています。

ブラジルのバイオエタノールの歴史

世界的な温暖化や原油高騰で注目をされるエネルギーのひとつ「バイオエタノール」
ブラジルのバイオエタノールのほとんどはサトウキビを原料としている。
ブラジルはサトウキビを原料にしたエタノールの生産規模が世界一となっている。

ブラジルのサトウキビ農業は、1522年ポルトガル人が苗を持ち込み砂糖を生産したことが始まり。

1931年に、政府がガソリンにエタノールを5%混合することを義務づけ、エタノールを自動車用燃料として使用するようになる。

1975年には、政策「国家アルコール計画」により生産量は急激に伸びた。
さらに、オイルショックで原油高騰も後押しして、エタノールへの切り替えが本格的に始まる。

2003年、ガソリンかエタノール100%か燃料を選ぶことのできる「フレックス燃料車」が発売されエタノール消費量が増え、世界的な温暖化対策の意識も高まり、エタノールの輸出量も増えた。
エタノールの生産は大きな産業となっている。
作付けの拡大が増産を支えており、2009/10年度の収穫面積は前年度比5.0%増の741万ヘクタール。
2010/11年度は同10.3%増の817万ヘクタールに拡大するとみられる。
こうなった現在でも、サトウキビの生産余地にまだ余裕があり、新たに作付できる。

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