カテゴリー : 環境

意外にも太陽熱発電の伸び率1位

太陽熱発電所

2004年から2013年にかけて世界の総出力の伸び率は太陽熱が1位。

ちなみに風力は3位。

太陽熱発電は、太陽の熱で水分を蒸発させて、蒸気の勢いでタービンを回す。
というもの。

太陽光と違い、太陽電池は不要で、コストを抑えられる。
また、熱として蓄えることができるので、太陽が沈んだあとにも発電することができるメリットがある
日が出ていなくても最長で15時間も発電できる発電所もある。

世界の太陽熱発電所の総出力は太陽光発電の3%程度でしかない。
(2013年時点)
国際エネルギー機関は。2035年には太陽熱発電の総発電量が太陽光発電の60%に迫るという予測をしている。
今後、まだまだ伸びそうな太陽熱発電。
期待したいですね。

アイヴァンパ
アメリカ カリフォルニア州とネバダ州の境ある140mのタワー3基。
太陽を追尾できる装置を備えた鏡34万7000枚。
面積は14.2平方キロメートル。
最大出力は約39万kW。
現地での14万世帯に電力を供給している。
2014年2月に全面稼働を開始。
google、NRG Energy社、BrightSource Energy社が出資している。
サイト:http://www.ivanpahsolar.com/

ヘマソラール
スペイン アンダルシア州。
世界初の24時間運転可能な商用太陽熱発電所。
高さ140m。
最大出力は12万kW。
年間発電量は日本に一般家庭3万世帯分に相当。

世界と日本の風力発電量

風力発電

世界中の風力発電量は2011年時点で年間4340億キロワット時(以下kWh)。
太陽光による発電量の約7倍にもなる。
1億4000万人分相当となる。
(世帯平均での1人当たりの年間消費電力約3100kWh)

風力発電は条件のもっとも良い場合、1kWh5円前後で格安のエネルギーになる場所もある。
デンマークのロラン島などでは風力発電量が島での使用量を超えているようなところもある。

日本はというと、風力発電量は約134万世帯分。
(2012年度 日本の標準的な年間消費電力量は約3600kWh)
約48億2400万kwh。
北電が買い取り拒否をしたりなどしていますし、これから海洋風力なども期待できるのでもっと自然エネルギーが増える余地はありそうですね。

洋上ウィンドファーム

陸に比べると、洋上の方が風は強く、風力発電の出力は風速が2倍になれば8倍にもなる。
日本では、海は権利が何かと大変だそうで、漁業などとうまくやっていってくれれば拡がっていくのかもしれませんね。
(地熱の温泉組合などとの関係と同じようになっていくのでしょうか・・・)
福島洋上風力コンソーシアムで実証実験が2011年から行われているそうです。

TV番組「夢の扉」でもやっていました。

セルロースナノファイバー 無尽蔵の植物100%素材 重さは鉄の1/5で強度は5倍

植物のもつセルロースを細かくした再生可能で無尽蔵な植物100%素材のセルロースナノファイバー。
このセルロースナノファイバーだけを集めて圧縮したものは、重量が鉄の1/5で強度が5倍、170℃に熱した油に入れても熱膨張によって変形しないものになる。
将来は、車や家電に使われることも期待されている。
さらに、透明にすることにも成功し、ディスプレイなどにも活用も可能になりそうだという話。

夢の扉 鉄より強い植物素材 動画

セルロースナノファイバーは、強い素材もできる上に食べ物に混ぜると良い効果も。
ラーメンに混ぜれば、伸びにくいラーメン、ソフトクリームに混ぜれば、溶けにくいソフトクリームなどができる!

ナノファイバーがとれる植物は、木材だけではなく、じゃがいもです稲わらでもいいそうです。

すごいですね。

この素材を開発したのは京都大学の矢野教授。
矢野教授のWEBサイトにもっと詳しく載っています。

セルロースナノファイバーとは Cellulose Nanofibers
京都大学生存圏研究所 生物機能材料分野

ナノセルロース20090403

環境に負荷をかけないモノづくりが進んでいきそうですね!

地球のアルベド

地球の気温は、太陽から入ってくる熱と、宇宙へ出て行く熱のバランスで決まります。
太陽から地球に入ってくる熱は、アルベド(反射率)によります。
太陽からの熱をどれくらい反射しどれくらい吸収するかが決まります。

地球全体としてどのくらい反射しているかというと、

地球全体の平均アルベド:およそ0.3
(季節による変動や地形・大気の状態などによる差を考慮した平均値)

太陽の熱の30%が反射され、70%がいったん地表と大気に吸収されます。
吸収された熱が地球の温度を決めます。
(吸収されたエネルギーも長い時間をかけて赤外線として再び宇宙に放射されます。)

地球全体のアルベドは、平均して0.3ですが、黒は熱を吸収しますし、白は反射しますので場所によって違います。
それぞれのアルベドを簡単に一覧にしてみました。

アルベド(反射率)

  • 水:0.1
  • 森林:0.1~0.2
  • アスファルト:0.15
  • 住宅地:0.2
  • 砂漠:0.25
  • アスファルト:0.45
  • 氷:0.45~0.65
  • 白い雲:0.7
  • 新雪:0.8~0.9

(色々な書籍やWEBサイトを参考。)

※勉強しながら書いている記事なので、誤りがあるかもです。

中国の石炭液化で環境悪化!?

中国 PM2.5汚染対策として石炭液化を支援した結果→砂漠化

※石炭液化とは、石炭を適当な方法で分解し油状にすること。

動画の抜粋

中国最大の石炭会社「神華集団」はオルドス市で石炭液化技術を世界初の商業レベルでの実用化に成功。
大気汚染対策として、中国政府は石炭液化技術を支援している。
オルドス市は、中国トップクラスの石炭産地で神華集団は石炭液化した燃料を年100万トン販売している。
石炭液化された燃料は、石炭に比べ硫黄などの不純物が少なく、PM2.5などの発生物も少ない。
神華集団はオルドス市で石炭液化プラントを拡大し年500トン生産するとしている。
しかし、1トンの石炭液化燃料を作り出すのに必要なものは、

  • 石炭4トン
  • 真水10トン

が必要だと言われている。

神華集団は、石炭鉱山の近くの水脈では足りたいため100キロ離れた地下水が豊富な地域に大量のポンプ施設を設置し、工場まで水を運んでいる。
水源のチャーハンミャオ村では、砂漠化が進み、家畜の餌になる牧草に困るほどになっているという。
反発が強くなっていることから、チャーハンミャオ村での取水を段階的に停止すし、別の水源を開発するという。

PM2.5は抑えられるとしても、砂漠化が進むという意味のわからないことになっちゃっているようですね。
石炭4トンと真水10トンから作れる燃料が1トンっていうのは、かなり無駄が多いような気がするのですが、こんなものなんでしょうかね?

TOP