カテゴリー : リサイクル

世界のゴミの排出量

世界のゴミ排出量は年々増え続けています。
新興国の経済成長が続くと予想されており、今後ゴミの量が増えていきます。

これからの世界のゴミ排出量
2025年には2005年(約13億トン)の倍約26億トン。
さらに、2050年には2025年の倍になると予想されています。

ゴミの処理費用やリサイクルなどの関連事業を含めると、
世界の廃棄物処理の市場規模は
2012年:約1兆ドル
2020年:2兆ドル(予想)
(4月19日MBSより 岡三証券 皆越まどか氏)

凄まじい勢いでゴミの排出量が増えていきますね。
経済が良くなれば、それだけゴミが増えていく。
ゴミを減らしながら経済成長できればいいのですけど。
難しい問題ですね。

スウェーデン ごみが足りなくてノルウェーから輸入

スウェーデンでは、ごみのリサイクルに信じられないほど成功し、困った事態に陥っているそうです。
リサイクルが成功しているのに困るなんて・・・
そっちの方が信じられませんが。

スウェーデンでは、ごみの96%がリサイクルされ、残り4%が焼却炉で燃やされ温水や発電しています。
4%のごみからは、スウェーデンの地域暖房の20%、25万世帯分の電力が供給されています。

しかし、あまりにもリサイクルが成功しすぎてしまったために、焼却するごみが足りないという事態に陥ってしまったそうです。
可燃ゴミが減り、ごみの焼却能力・発電能力が余ってしまったのです。
この事態を解決するために、スウェーデンはノルウェーなどの近隣国からごみを80万トンも輸入することにしました。

ノルウェーは、ごみを処分してもらえるし、スウェーデンは貴重なエネルギー源を手にすることが出来き、win-winの関係。

しかし、良いことばかりではないようで、
ノルウェーから輸入したごみは、スウェーデンで焼却され暖房や発電に生かされた後、灰がノルウェーに返却されることになります。
その灰には、ダイオキシンや重金属なども含まれている。
とスウェーデン環境保護庁(EPA)のシニア·アドバイザー オストランド氏は説明しています。

将来的には、リサイクルが進んでいないイタリア、ルーマニア、ブルガリア、リトアニアなどの国からごみを輸入しようと考えているそうです。
オストランド氏は、最後に
「長期的には、リサイクルした方が良いが、短期的な視点でみると、とても良い解決策だと思う。」
としています。

参考記事
Sweden imports waste from European neighbors to fuel waste-to-energy program

うーん。
ただ埋め立てられるよりも、ごみが有効活用されて化石燃料を使わない方が良いのかもしれない。
けど、わざわざごみを輸入するなんて無駄が多いような。。。
リサイクルが成功しすぎるのは良いことだけど、エネルギーが不足するというのも大変ですね。

アジア国別 1人1日当たりのごみ排出量

アジア国別 1人1日当たりのごみ排出量

アジア各国 1人1日当たりのごみ排出量

アジア各国 1人1日当たりのごみ排出量

日本は、グラフの8カ国中3番目に多いごみの排出量となっています。
それぞれの市町村でごみの有料化や分別が進んでいるので、次の生物多様性白書では、ごみの排出量は減っているでしょう。
中国が意外に少ないように感じましたが、ごみが多いのは都市部だけなのかもしれませんね。

バイオ燃料の生産量が低下

年々増加傾向にあったバイオ燃料の生産量が2011年減少しました。
IEAの発表では、

  • 2011年 バイオ燃料の生産量:181.9万バレル / 日
  • 2010年 バイオ燃料の生産量:182.2万バレル / 日

とわずかに減少。

生産量減少の原因
主要国アメリカやブラジルでバイオ燃料の利益幅が縮小したこと。

バイオ燃料の生産量が減少したことで

  • 穀物価格の上昇が緩和される。
  • ガソリン需要の増加に伴って、ガソリン価格の上昇が懸念される。

経済と環境問題は切っても切り離せないですね。

太陽光発電の導入状況

日本のエネルギー自給率いは約4%。
これは、先進国の中で低い水準です。
太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入促進はエネルギー自給率に貢献し、発電時に二酸化炭素をほぼ排出しないといわれます。

日本での太陽光発電の導入状況は最新の統計で2009年度 262.7KW(発電出力ベース)となっています。
2008年度は214.4万KWでしたので、大幅に増加しています。

日本の太陽光発電導入推移グラフ

日本の太陽光発電導入推移グラフ

このように、年々右肩上がりの増加を続けています。
2010年度も増加しているとみられています。
2011年度も東北の大震災以来、再生可能エネルギーの導入が進み、さらに太陽光発電の増加が見込めそうです。

住宅用の太陽光発電は約70万戸に導入されているといわれており、今後10数倍の導入余力はあるとみられています。

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