カテゴリー : 水のこと

発電方式別Co2排出量

発電方式によって違う二酸化炭素の排出量。
1時間当たり1kw発電した場合、どのくらいのCo2(二酸化炭素)が排出されるのでしょうか?

発電方式別Co2排出量

(g-Co2 / kwh)
石炭火力:975
石油火力:743
太陽光:53
風力:29
原子力:22~25
水力:11
(電力中央研究所)

だそうです。

この手の数字って、
押したい発電方法によって、計算に含む、含まないの選定されているのではないだろうか?
と疑惑の目で見てしまいますが・・・

世界の水争奪戦

日本は島国なのでありませんが、大きな大陸では、国境をまたがって流れている大きな川があります。
川の水は、周辺の人々の生活にかかせないものです。
上流で水を使い過ぎたり、汚染させてしまうと、下流で生活する人たちに大きな影響が及びます。

世界では、大きなところだけでこんなに水に関わるトラブルが起こっています。

世界の水争奪戦

メコン川
中国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム

上流に中国がダムを作っているため、下流のタイ、ラオス、カンボジア、ベトナムへ少なくなっていると主張しています。
中国は、降水量が減っただけだと言っているようです。
最初の中国のダム建設以降、水位は低下し、捕らえられた魚は小さく、漁獲量は4分の1に減少した。
さらに、メコンイルカやマナティーを含む、多くの種が絶滅の危機にさらされている。

インダス川
インド、パキスタン

ガンジス川
インド、バングラデシュ

チグリス・ユーフラテス川
トルコ、シリア、イラク

アラル海
カザフスタン、ウズベキスタン、等

ヨルダン川
イスラエル、ヨルダン、レバノン等

ナイル川
エチオピア、エジプト、スーダン

コロラド川
アメリカ、メキシコ

セネバ川
エクアドル、ペルー

パラナ川
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ

世界中で水争奪戦が起こっています。
その割をくっているのは、そこに住む生物たちです。
メコン川やそのほかの地域でも、多くの種の絶滅が危惧されています。

世界の水使用量推移

発展途上国の都市化など豊かな生活をできる人が増え、年々世界の水使用量は増加しています。

世界の水使用量推移

1950年:1,382km3
1960年:1,968km3
1970年:2,526km3
1980年:3,175km3
1990年:3,788km3
2000年:3,973km3
2010年:4,431km3
(UNESCO『World Water Resources at the Beginning of the 21st Century』)

洗濯機や衛生管理が発達し手洗い、シャワーを浴びたり便利な生活ができるようになり、水の使用量は増えています。
地球上にある水。生活に必要な水の量と重複しますが、私達日本人は1人1日約300リットルもの水を使っています。
日本では、あまり実感がわきませんが、水をめぐって争奪戦が起こっている国が多くあります。

地球上にある水。生活に必要な水の量

地球上にある水の多くは海水です。
私達人間が使える水の僅かしかありません。
地球上には
海水:約97%
淡水:約3%
人間が利用できる水:約0.01%

です。
淡水の多くは地中深くの地下水や氷河などです。
そのため、人間が簡単に利用できる淡水は僅か0.01%程度です。
この地球上の水をお風呂の浴槽いっぱいに入れた水に例えると、私達が利用できる淡水はティースプーン4杯分程度だそうです。

私達が生活に必要な水はどのくらいなのでしょうか?

1日に最低必要なのは20リットルだと言われています。
これには、飲み水、手洗い、洗濯、炊事に使う水です。
シャワー、お風呂、水洗トイレなどは含まれていません。
この1日20リットルの水を、1km以上歩かなくては手に入らない人が地球上に約9億人いるというデータもあります。

一方で、私達日本人は1人1日約300リットルもの水を使っています。
さらに、バーチャルウォーター(仮想水)も、かなり使用しています。
バーチャルウォーター(仮想水)一覧

世界中では、人口増加、都市化などで年々水の使用量が増え続けています。
また、使える水が、工場排水、農薬・除草剤などで水が汚染されたり、海面の上昇などで減っているという話もあります。
蛇口をひねれば、当たり前のように水が出る生活をしていると、実感できないことがたくさんあります。
節電も必要ですが、水資源も節約していくことも必要ですね。

火力・水力・原子力の電力発電コスト比較

WBSで放送されていた
『火力・水力・原子力の電力コスト比較』
経済産業省の試算(1kwh)
水力:11.9円
火力(石油):10.7円
原子力:5.3円
としています。

この数字には、致命的に抜けているものがあるそうです。

立命館大の大島堅一教授が独自に試算したところ
水力:7.26円
火力(石油):9.9円
原子力:12.23円

大島教授は、情報公開法を使い公開してもらった情報は、ほとんどが黒塗りだったため、独自に原子力発電のコストを有価証券報告書や国の予算で割り出した結果、原子力発電がもっとも高くなった。

「原子力発電が一番安いと言っているのは日本くらい」と言います。
経済産業省の試算には、含まれていない料金があり

  1. 揚水発電が入っていない。
  2. 自治体に交付する補助金や技術開発費が含まれていない。(約4000億円)
  3. 使用済み核燃料の廃棄料金が含まれていない。
    これは、日本全体で青森県六ヶ所村で再利用される分19兆円分(日本で出される使用済み核燃料の半分)は含まれているが、他の半分は含まれていないといいます。

この3番の使用済み核燃料の分は、大島教授の試算にも含まれていないため、さらに原子力発電のコストは上がる可能性もある。

本当は高コストな発電かもしれない原子力発電。
発電コストに関しては、国が発表している数字は、かなり都合良くいじられていると考えた方が良いのかもしれない。
国の試算だけを信用することはできませんね。

火力発電は、原油価格に左右されるので、今後これ以上になるかもしれない可能性もあるし。
いつでも安定して輸入できる保証はない。
また、環境への負荷が大きい。

水力発電では、クリーンなエネルギーではあるが、設置できる場所が限られるため、原子力発電分をカバーすることは難しい。

当面、原子力とはうまく付き合っていかなくてはいけないと思います。
自然災害ともうまく付き合っていかなくてはいけないので、原子力発電に頼ってばかりはいられないですよね。

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