今日は、発電所から電気がどのように家庭までの届くのか電気の流れを簡単に書いてみます。

発電所で作られる電気は大電流・低電圧。
しかし、そのまま送電すると電線の抵抗で電力をロスしてしまいます。
電流が大きいと、送電ロスが大きくなります。
そこで、ロスを減らすため、電流を小さくして電圧を上げていきます。
送電中の電力ロスは電流の2乗に比例します。

1.発電所

低電圧(2万ボルト以下)大電流(数万アンペア)

2.昇圧変圧器、超高圧送電線

27.5万ボルト~100万ボルトに昇圧。
超高圧線で送電

3.一時変電所、特別高圧送電線

15.4万ボルトに降圧して特別高圧線で送電

4.配電用変電所

変電所にて6600ボルトに減圧して配電
(工場などにはこのまま配電する)

5.柱上変圧器

電柱に取り付けてあるトランス(変圧器)で200ボルトか100ボルトに減圧し家庭に配電

こんな長旅をしてきた電気を使ってテレビや電子レンジなどが使用できています。

高圧送電にしている理由

損失する発熱量 = 電流I(A)2乗 × 電気抵抗(Ω) × 時間(秒)
送電時の電流I(A)を小さくすれば、熱損失が小さくなります。

電流I(A)= 電力P(W) / 電圧E(V)
なので、分母の電圧E(V)を高くすると電流が小さくなり、損失も小さくなります。

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