ウォールストリートジャーナル2013年1月30日の記事のメモ。

シェールガスによって天然ガスの価格が下がり、原発は競争に勝てなくなっているため原発の停止や廃炉が相次ぐ。
という記事。
米国で原発の閉鎖相次ぐ―天然ガス価格急落でコスト逆転 (WSJ)

アメリカの財務的にぜい弱と見られている原発

エクセロン社所有
イリノイ州クリントン原発(運転年数25年)
ニューヨーク州ギナ原発(同43年)

エンタージー社
バーモント州ヤンキー原発(同40年)
ニューヨーク州フィッツパトリック原発(同38年)

修理費用が高額になると見込まれている原発

エディソン・インターナショナル社
カリフォルニア州サンオノフレ原発

デューク・エナジー社
フロリダ州クリスタルリバー原発

サンオノフレ原発とクリスタルリバー原発は、いずれも現在は運転を停止している。
(UBSインベストメント・リサーチ)

閉鎖を発表した原発

ドミニオン・エナジー・リソーシズ社は昨年10月に、ウィスコンシン州ケワウニー原発を13年半ばに廃炉にすると発表。
運転許可期間をあと20年残っていたが、原発を利用するよりも公開市場で電力を購入した方が安いから。

エクセロン社は、ニュージャージー州オイスタークリーク原発を、運転許可の失効まで10年を残して、19年に閉鎖する計画。

連邦政府の試算によると、エネルギー源別の発電の固定費用は
天然ガス:約1万5000ドル
石炭:3万ドル
原発:9万ドル
(メガワット当たり)
原発はこのほか警備費用がかさみ、放射性物質を扱うため装置導入コストも高くなる。
アメリカの2012年のスポット物天然ガス価格は平均31%低下し1英熱量単位(BTU)当たり2.77ドル。

シェールガスの登場で、もっとも安価な電力と期待されていた原発も太刀打ちできなくなっているのですね。
日本でも、電力自由化が本当に進めば同じようなことが起こるのかもしれませんね。
まさかのメタンハイドレート革命があるかも!?と期待しちゃいます。

sponser