火力発電の仕組み

火力発電の基本的な発電の仕組みとしては、火力によって生み出した「水蒸気」の力で「発電機のタービンを回す」ことにより発電をする「機械的な発電方式」となっています。

火力発電の仕組み

火力発電の仕組み

基本的に、原子力発電でも地熱発電でも「水蒸気」の力を利用して「発電機のタービンを回す」のは同じ。
乱暴に言えば、水から水蒸気にするためのエネルギーに何を使っているのかの違いになります。

地熱発電の仕組み

地熱発電の仕組み

火力発電の熱効率

火力発電の熱効率

火力発電の熱効率


(出典:東京電力)
※東京電力のみ2009年度の実績。その他は2006年の値。東京電力の2006年度実績は46.1%。
熱効率は、年々上昇しているようです。

例えば関西電力では
発電時の熱効率が優れた最新鋭のコンバインドサイクル発電の導入。
堺港発電所では、現在1,500℃級のガスタービンを用いたコンバインドサイクル発電方式への設備更新を実施し、熱効率は約41%から約58%に向上し、2009年度から運転を開始。
他の電力会社でも同じような取り組みがされています。

電気にならなかった熱は、煙突から出る水蒸気や温排水のような排熱になります。

火力発電システムの種類

  • 汽力発電システム
    燃料を燃やして作った高温・高圧の蒸気でタービンを回して発電する方式。(使用燃料:石油・石炭・オリマルジョン)
  • ガスタービン発電システム
    燃料を燃やした、「燃焼ガス」によってタービンを回して発電する方式。高出力の発電が可能。(使用燃料:灯油・軽油・LNGなど)
  • LNGコンバインドサイクル発電システム
    ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式。 熱効率が高く,短時間で運転・停止できるのが特長。電力需要に応じて活用。(使用燃料:LNG)
  • 内燃力発電システム
    ガソリンやディーゼルエンジンなどの内燃機関による発電。 小規模発電として局地的に利用。(使用燃料:ガソリン・軽油など)

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