日本の公害について、以前書きましたが、今回は世界で問題になった公害を取り上げてみます。

最近では、
アメリカ 南カリフォルニア ヒンクリーでPG&Eが、飲料水などに6価クロムが含まれていることが発覚しました。
6価クロムの摂取は、発がん性、出生異常、臓器欠陥などの病気につながります。
1993年に告発されました。
この公害の訴訟は、映画『エリン・ブロコビッチ』で描かれています。
個人的に好きな映画です。

他には、
1978年 アメリカ ニューヨーク州 ラブ・キャナルで、有害化学物質が埋め立てられた跡地に、住宅や学校が建設されました。
その場所に住む住民たちが流産や先天性異常が多発しました。

1984年 インド ボーパル市の農薬工場では、毒ガスが漏洩しました。
イソシアン酸メチルがタンクのパイプ洗浄の時に水と反応し、蒸気が大気中に噴出しました。
死者1900人。中毒患者5万人という大きな被害となりました。

1976年 イタリア セベソ市 殺菌剤とトリクロロフェノールの化学プラントで爆発事故が起きました。
大量のダイオキシンを含む煙塵が近隣に放出されましたが、企業は10日間も公表せずに放置しました。
周辺住民に皮膚障害や肝臓障害を患う人がでてしまいました。
被害者は、500人以上。

日本でも世界でも、公害は、ただそこに住んでいるだけの人たちが被害を受けることになります。
住んでいる近くの会社や工場が何を作っているのかくらいは知っておいた方がよいかもしれませんね。

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