今年の夏に予想されている東京電力管内での電力不足。
埋蔵電力として注目されているのが『揚水式発電所』

揚水式発電所は、ダムとダムの標高差を利用して発電します。
電力需要の少ない時間帯(夜間など)に、高い貯水池に水を送っておき、電力需要が大きくなる時間帯に低い貯水池に水を送り発電する方法です。

東京電力管内には、世界最大級の葛野川発電所があります。
葛野川発電所は、山梨県大月市葛野川ダム(下部ダム)と山梨県甲州市の上日川ダム(上部ダム)の標高差714mを使って発電します。
2つのダムの間には、地中にトンネルがほられています。
葛野川発電所には、発電機2基があり、最大出力は合計で80万kw。
普段電力使用量が少ない時には使用されていません。

揚水式発電のメリット・デメリット

メリット

  • 必要な時に大量の発電が可能である。
  • 新たな施設などの投資が必要ない。

デメリット

  • 発電する電力よりも水を引き上げる電力の方が大きい。
    発電 < 水を引き上げる電力
  • 夜間にも省エネが必要になる。
  • 水を引き上げるための電力を火力発電などで賄うため、コストが高く、環境への負荷が大きい。

葛野川発電所では、2011年夏場に400万kwを発電する予定。
原子力発電所1基100万kwの発電ち考えると4基分まで賄えることになります。

東電管内には、葛野川発電所以外にも、揚水式発電所があり、施設全てを単純に合計すると約1,000万kwの発電能力があります。

日本の埋蔵電力『製鉄所・コンビナート』

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