日本は、実は世界第3位の地熱大国なのです。
インドネシア、アメリカに次ぐ、 第3位の賦存(ふそん)量を誇ります。
現在、日本の地熱発電所は18ヶ所あって、発電力は原発1基の約半分程度です。

日本ではなぜ、地熱発電が根付かないのでしょうか?
それは、地熱発電所は掘削などにコストが多くかかりますし、効率よく熱を取り出すための場所を探すのが大変ということが1つの原因です。
発電にコストがかかるということは、電気代が上がることを意味します。
日本は、現在でも、電気代が高い国です。

もう1つの原因は、地熱発電ができる場所の多くは国立公園に集中しているということも上げられます。
さらに、地熱発電ができる場所は、温泉地の近くで、温泉で観光が盛んな自治体の反対もあります。

地熱発電所をつくることで、温泉が枯れてしまうのではないか?という不安があるようです。

たとえば、霧島温泉を守る会は地熱発電所の影響で温泉が枯れたとして建設に反対しているそうです。
政府は、地熱発電をすることで温泉が枯れたことはないし、枯れることはないとしています。
地熱発電の仕組みからも、温泉が枯れることはないそうですが、温泉で生計を立てている方々の不安もわかるような気がします。
東日本大震災がきっかけになった、福島原発事故のことを考えると、政府がいう『安全』に不安を感じるのも無理はないですね。

地熱発電をめぐる問題や原発の危険性を描いた小説があります。
マグマ (真山仁)
エネルギー問題について考えさせられる小説です。
もし時間がありましたら、どうでしょうか?

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