東日本大震災の被災地では、海水が混じってしまった油がたくさんあります。
この油は不純物を多く含んでいるため、使用するには処理が必要です。

廃油の分離処理

ある工場では
廃油となった油を、混合タンクという大きなタンクに入れます。
しばらく置くと、タンクの中では、タンクの上部に純度の高い油、下部には海水などが混じった油水に分かれます。
分離された油は、両方ともリサイクルすることができます。

油水からセメントへ

分離処理された油水は、セメントとしてリサイクルされたりもします。
セメントの主な原料は石灰石、酸化鉄、ねん土類の3つです。
これに油水を加えることで油水の不純物が原料の成分を補い、質の良いセメントを作りだすことができるそうです。

石灰石、酸化鉄、ねん土類、油水は同じ巨大かまに入れられ、1450℃~1500℃で溶かされます。
溶かされた物質を冷やしてできるのが「クリンカー」です。

クリンカー

クリンカー

クリンカーを細かく粉砕したものが、私達の知っているセメントです。

sponser