生物多様性とは
「生物多様性」とは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態を言い、さらに、生物が過去から未来へと伝える遺伝子の多様さまでを含めた幅広い概念です。
この地球上には、知られているだけで約175万種、未知のものを含めると3,000万種とも言われる生物が暮らしています。これを「種の多様性(=いろいろな生き物がいること)」と言います。
COP10支援実行委員会

生物多様性はなぜ重要なのでしょうか?

生物が多様性に富むほど環境変化への適応力が高くなります。

たとえば、森林の場合、
1度の台風や洪水や日照りで、1種の植物が倒れたとしても、他の種が生き残ることで、森の生態系を維持し、土砂崩れを防ぐことができる可能性が高くなります。
また、同じ生物種であってもいろいろな遺伝子があることで、環境が変化したときに種を存続できる可能性が高くなります。

多様な遺伝子、多様な生体け、多様な生物種が存続することで、環境変化に対する適応力が高くなります。
生物多様性は、社会の適応力の指標になります。

絶滅してしまう生物が増えれば増えるほど、社会が弱くなっていると言えます。
トキが絶滅したのは、トキだけの問題ではなく、地球は社会として一歩弱くなってしまった。
ということになります。

2000年からは、1年間に4万種の野生生物が絶滅しています。
現在では、もっと多くの生物が絶滅しています。
1900年には、1年間に1種、1975年には1000種になり、生物が絶滅したとされています。
1975年から25年間で40倍のスピードになりました。

原因の多くは人間による活動です。
開発や乱獲、外来種の持ち込みなどです。

さらに、地球温暖化により、サンゴの死滅や生物の生息域北上することで生態系を変化させており、生物の絶滅の原因となっています。

生物多様性ホットスポット

World Map with all of the Hotspots in Red

World Map with all of the Hotspots in Red


生物多様性ホットスポットは「生物多様性が高いにも関わらず、危機に瀕している地域」。地球上で最も絶滅が危惧されている哺乳類、鳥類、両生類の75%が生息する。国際NGO、コンサベーション・インターナショナル(CI)が日本を含む34 カ所を特定している。出典:CI(www.conservation.or.jp)、CI生物多様性応用自然科学センター(CABS)

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