北海道北部の日本海側一帯では、2600万kW(原発26基分)の発電ポテンシャルがある。
という試算がある。
豊富な自然エネルギーが秘められていても、北海道の風力発電は、亀の歩みだ。

2012年3月2日(金)
再生可能エネルギーを阻む壁(動画)

2011年8月に決まった「再生可能エネルギー特別措置法」
風力などの発電事業者がつくった電気を電力会社がすべて買い取るように義務付ける。
というもの。
そして、北海道電力(ほくでん)は2011年9月に、風力発電事業者を募集した。
募集枠20万kWに対して187万kW(78件)と大幅に上回る応募があった。
これだけの電力事業者集まったが、事業者を決める方法は『くじ引き』。
風力発電事業に参入しようと、準備を進めても事業参入ができるかどうかは運次第。

参入させるもさせないも電力会社が握っている。

北海道北斗市では、ピーターハウレットさんが風力発電事業に参入しようと風車建設の準備を進めていたが、残念ながらくじ引きの抽選にはもれてしまった。
すでに、投資額は1000万円を超えたという。
南北海道自然エネルギープロジェクト ピーター・ハウレット代表
http://www.enepro.net/haw.html

北海道苫前町では、すでに風車で風力発電事業に参入している。
風車は42基あり、およそ5万kW(3万4000世帯分)を発電している。。
今後風車を200基近くに増やす構想があるが、送電容量が満タンで風車の増設ができないという。

再生可能エネルギー全量固定価格買い取り法とは
電気の円滑な供給の確保に支障が生じるおそれがあるとき、電力会社は買い取りを拒める。

送電線が脆弱であるという理由があれば、買い取りは拒めてしまう。
そのため、風力などの再生可能エネルギーの普及が進まない。

泊原発の送電容量は苫前町のおよそ100倍ある。

北海道初山別村では、今後風力発電を地域活性化の起爆剤にしたい考え。
しかし、今のままでは事業参入できるかどうかは不透明だ。
2012年2月、初山別村を含む北海道日本海側の12市町村は送電線の強化を求め国に要望書を提出した。
北海道と本州を結ぶ送電線「北本連系」の強化も求めた。

経産省は、ようやく送電網の強化に関する研究会を立ち上げた。

飯田哲也氏は、
「動きが遅すぎる。
電力会社に送電線接続を義務付けると通達なり省令をすれば、電力会社自ら動かざる得なくなる。
そういうやり方ができるかできないかは、ここも政治主導の問題だと思う。」
とコメント。

原発を推進する経産省にやらせても、話が進まないのは当然ですね。
政治主導見せどころなのですが・・・

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