近畿大学生物理工学部の鈴木高広教授は芋をエネルギー源として使う方法を提唱している。

例えば、
芋をスライスして直接燃焼させてその熱で発電を行う。
芋からアルコールを抽出して、ガソリンや灯油、重油などの代替とする。
(芋は発酵液を蒸留すればガソリン代替のエタノールになる。)
など。

鈴木教授は、すでに芋を燃やて電力をつくる火力発電機を作って実験を進めている。
「電力会社は石炭と混ぜて燃やしている木質チップの代替燃料を海外から17円/kg前後で購入しているようだが、生芋で5円/kg、乾燥させた芋チップなら15円/kgで販売できれば、十分価格競争が可能」
だという。

もし、日本の全エネルギーを支えるなら、必要な芋の量は約45億トン。

日本で必要な全エネルギー量は1800万~2000万テラジュール。
芋チップ1kg当たり約15メガジュールなので、芋が45億トンあれば日本の全エネルギーを賄うことができる。

しかし、食用の芋生産量は2010年で328万トン。
しかも、年々生産量は低下している。

これを鈴木教授の試算によると、解決方法があるという。

  1. 2リットルのペットボトルに芋を栽培する。
  2. 1平方メートルあたり125本のペットボトルで芋を栽培する。
  3. 1本のペットボトル当たり120gの芋が栽培できるとする。
  4. これで、1平方メートル当たり15kgの芋を生産できる。
  5. これを、5段重ねで行うと、75kg/m2の生産が可能となる。
  6. 芋は6週間で1回収穫できるため、年間6回収穫できるとする。
  7. ここまでで、年間450kg/m2の芋が生産できる。
  8. 日本の休耕地や遊休地は約100万haあるので、そこで上記の450kg/m2の栽培をすると、45億トンの芋ができる。

だそうです。。。
かなり強引な試算ですが、本当にすべてのエネルギーを芋で賄う必要はないので、日本の数%のエネルギーを賄うことができればすごいことです。
農家の新たな収入源になる可能性もありますね。
もしかすると震災の影響で今は使えない畑を有効利用できるかもしれませんね。

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