北京では、2010年10月下旬以来、まったく雨も雪も降ることがなく、乾燥した天気が続いていました。
この記録的な乾燥で水不足が深刻になっていた中国では、ようやく訪れた雪雲を最大限に生かすため、市内28カ所で人工的に雪の量を増やすロケット(ヨウ化銀などの薬剤)を発射したと気象庁が明らかにしました。
この結果、2011年2月9日夜から10日にかけて雪は降り続いた。
気象観測を始めた60年来で最も遅い初雪で、108日ぶりの降水となった。

中国が時々行う「人工降雨」

2010年3月17日
中国では南部を中心に干ばつが続いているため、人工降雨の薬剤散布ロケットが打ち上げられた。

2009年2月8日
過去数十年で最悪の状況となっている干ばつ対策として、人工的に雨を発生させるため、数千発の降雨砲弾などを上空に発射したと発表した。

2008年8月8日
北京五輪の時には、雲の消散するため、開会式当日にヨウ化銀を含んだ小型ロケット1104発が市内21カ所から発射された。

2008年以前にも人工降雨は行われている。

中国は、「環境には影響がない」としている。
人工降雨技術は、自由に降水量を制御できるわけではない。

日本でも、1964年夏に東京を中心とする関東地方で記録的な水不足が起きた際、水源地付近で実施されたことがある。

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