北海道電力:「やらせ」問題 関与の報告書、知事受け入れ
 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画を巡るやらせ問題で北海道の高橋はるみ知事は29日の道議会で、当時の原子力安全対策課長の関与を認定した第三者検証委員会の報告書について「受け入れることにした」と述べ、初めて道の関与を認める考えを示した。
 高橋知事は「意図がなかったとしても、担当課長が(やらせを)依頼したと受け取られる趣旨の発言をしたことは不適切だった」とした上で、「私自身の管理監督責任を含め、早急に道の責任を明らかにするとともに、幹部職員の意識啓発など改善策を講じたい」と述べ、関係者や自身を処分する考えを表明。知事の処分は減給とする方向で調整する。
 また、北電のやらせ問題がプルサーマル計画の事前同意に与えた影響について、高橋知事は改めて否定した。
毎日新聞 2011年11月30日

その後、決まった処分内容は・・・

北電「やらせ」 元課長、厳重注意処分
 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画をめぐる「やらせ」問題で、高橋はるみ知事は9日、関与を認定された元道原子力安全対策課長の村井悟氏(現・釧路総合振興局長)を厳重注意処分にした。知事自身の減給10分の1(1カ月)の条例改正案も同日、道議会で可決された。
 厳重注意処分は昇給は遅れるが、懲戒処分ではない。知事の減給も来年1月の給与103万5千円から13万8千円の減額にとどまる。村井氏の上司だった当時の副知事らはいずれも退職しており、不問。
高橋知事が北電役員らから毎年数十万円の献金を受け取っていた。
 道の第三者検証委員会は11月、村井氏が2008年7月8日、北電に対し道民向けの意見募集で計画への賛成意見を出すよう頼む発言をしたことを認めた。
 ただ、高橋知事は、村井氏の発言に「意図はなかった」と故意性を否定。プルサーマル計画を容認した自身の判断への「やらせ」の影響は、道検証委が「影響を与えたとは考えられない」とし、道も否定している。この2点も考慮し道は処分内容を決めたという。
 道は9日、「公正の確保や透明性の向上などの徹底を図る」として、再発防止策を公表。
内部通達や臨時部長会議などでの周知の徹底、管理職らへの研修の実施など4項目を挙げた。
asahi.com参照 2011年12月10日

研修の実施って・・・
また無駄な天下り先が作られて、税金が使われるだけなのでは?
高橋はるみ知事の収支はプラスですし、元課長ももっと重い処分を覚悟していたハズで。
うまく「やらせ問題」をおさめたのではないでしょうか。

これで、「やらせ」してもこの程度で済むということがわかったことになる。
これからは、どんどん「やらせ」していっても大丈夫。

高橋はるみ知事に関しては、次はない気がするけど・・・
組織票で大丈夫ってことかな?

泊原発3号機訴訟 国は却下を求める。
 8月に営業運転を再開した北海道電力泊原発3号機(泊村)は安全性に問題があるとして、住民らが国に対し定期検査終了証の交付取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、札幌地裁(橋詰均裁判長)であった。原告2人が意見陳述で「3・11以降、一日も安心して暮らせた日はない」と不安を述べた。国側は訴えの却下を求めた。

 原告側は準備書面などで、原発に関する国の安全設計審査指針は長期の全電源喪失に対する安全対策がないと指摘し、3号機の定期検査は間違った基準によって審査されており違法だと主張。一方、国側は、終了証の交付は通知にすぎず、原子炉の使用制限を解除するという法律効果はないとして、行政訴訟の対象外と反論した。

 3号機は今年1月に定期検査に入り、3月から調整運転を開始。福島第1原発事故で営業運転再開が先延ばしになったが、海江田万里経済産業相(当時)が8月に終了証を交付して営業運転に移行した。
毎日新聞 2011年12月15日

北海道電力のやらせ問題を終わらせられた感があります。
誰も責任とらないんですね。
(厳重注意と1カ月10%の減給は責任とっていることにならない。)

最後に、今年北海道のローカル番組で北海道電力の特集をしていました。
そこで、北海道電力の泊原発を導入に向けて泊村へ派遣された北海道電力OBの発言。
原発なんて欲しい人いないですよ。
それでも、原発を受け入れさせるために私たちが祭りでもなんでも手伝いする。
オレを信じろ。オレを信じられないのか?といえるような人間関係をつくるんだよ。」
だそうです。
もうOBだから、どうでもいいんだろうけど、ぶっちゃけましたね。

sponser