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石油代替エネルギーってどんなもの?

石油は現代社会を支えるエネルギーのひとつです。

石油代替エネルギーは、石油に代わって用いられるエネルギーの総称です。
石油代替エネルギーには
天然ガス(LNG)、石炭などの石油以外の化石燃料
原子力、太陽光、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギー
などがあります。

石油以外の化石燃料

天然ガスは発電用燃料
石炭は発電用燃料やボイラ用燃料
原子力・地熱は発電用燃料
などに利用されます。

再生可能エネルギー

水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電などの発電分野、
バイオマス燃料などの燃料分野、
太陽熱温水器などの熱分野
ヒートポンプ技術で利用する空気熱、地中熱(エアコンなど)
で利用されています。

温暖化で害虫・病気の北上

地球温暖化で北上しているのは、農産物や水産物だけではありません。
害虫や病気も北上しています。
これまで日本では見られなかったものが報告されています。
以下のようなものが確認されています。

ナルトビエイ

熱帯・亜熱帯に生息。
近年、九州沿岸や瀬戸内海でアサリやバカガイなどを食い荒らしています。

エチゼンクラゲ

生態について現時点で知られていることは少ない。
大量発生し、クラゲ漁以外の漁業を妨害しています。
産卵地である黄海沿岸の開発進行による富栄養化、地球温暖化による海水温上昇、日本近海の沿岸開発による自然海岸の喪失でクラゲに適した環境になった。という説が挙げられています。

シガテラ中毒(食中毒)

熱帯・亜熱帯に生息する魚類の食中毒。
近年、関東近海で釣られたフエダイ類による発生例が報告されています。

カンキツグリーニング病

柑橘類に致命的な被害を与える病害。
感染すると、木が枯れる。
対策は、伐採除去しかない。
東南アジアの高湿地域で流行すると言われていたが、沖縄県・鹿児島県まで北上しています。
これまでは、夏に飛来してきても、越冬できず死滅していたが、温暖化の影響で越冬できるようになった。

まだまだ、たくさんありますね。
時間を見て追加していきます。
また、コメントで情報をいただけると、追加していこうと思います。

地球温暖化による農業・漁業の北上

農業・食品産業技術総合研究機構が行った調査では、現時点ですでに日本中で温暖化が農作物の品質に影響を与えていることが分かっています。
果樹の影響が特に大きく、発芽、開花時期が早まっています。
リンゴやブドウなどでは、着色不良、果肉軟化、食味不良などの問題が現れています。
九州では、米の品質低下の影響も出ています。
逆に北海道では米の品質が向上しています。

水産物では、
サワラの漁獲量が東シナ海でヘリ、日本海で増えています。
温暖化でプランクトンの発生場所が変わり、ニュースでもよくみる、日本近海の回遊魚のサイズが小さくなっている。などの影響も出ています。
魚場が変わってきています。

また、温暖化で害虫・病気の北上しています。

生態系サービスとは

私たち人類は、生物多様性から大きな恩恵を受け暮らしています。
たとえば、食糧はもちろん、繊維や紙、薬など直接受けている恩恵。
植物は、酸素をつくってくれ、汚れた水は、微生物によって浄化されます。
森林が土砂崩れを防いで、マングローブやサンゴは津波の影響を軽減し、自然災害を緩和してくれます。
また、森林から海へ栄養源を提供し、土砂の海流を防いでくれています。
さらに、美しい森林や海、そこに住む生物たちの姿や声は、私たちに美的な楽しみや精神的な充足を与えてくれます。
これらを人類の利益を生態系サービスと呼びます。

生態系サービスの分類

供給サービス(Provisioning services)
食品の提供(猟場・漁場など含む)
原材料(建築素材・繊維・染料・天然樹脂・接着剤・ゴム・油脂・医薬原料)
エネルギー資源(水力・バイオマス燃料)

調整サービス(Regulating Services)
気候調整(光合成による二酸化炭素吸収を含む)
洪水制御
廃棄物の分解と無毒化

文化的サービス(Cultural Services)
文化的・知的・精神的な刺激
レクリエーション・エコツーリズム・バードウォッチング
科学的発見

基盤サービス(Supporting Services)
栄養循環・土壌形成
作物の送粉と種子の拡散
水と空気の浄化
伝染病の防御

保全サービス(Preserving services)
資源利用の確保(遺伝的多様性および種多様性の維持)
災害に対する備え(傾斜地崩壊の予防など)

生態系サービスの経済的価値

国際自然保護連合(IUCN)によると、生態系サービスの経済的価値は年間33兆ドルになると試算されています。
2008年の世界のGDPは60兆ドルです。
これだけの恩恵を無償で人類にもたらしてくれています。
恩恵を受けるだけでなく、返していかなくてはいけませんね。

北極と南極の氷が溶けたら?海面上昇はどうなる?

地球温暖化により、海面上昇すると言われています。

北極や南極の氷が溶けて、ペンギンやクマの生息域が狭くなっています。
その溶けた氷が海に流れて海水が増加し海面上昇が起こります。

北極
海が凍ってできたもので、氷の塊です。
なので、
北極の氷が溶けても海面上昇しません。
(中学校の理科で習った質量保存の法則ですね。)
ちょっと意外ですよね。

ちなみに、北極の氷の厚さは数mしかありません。
近年、北極点の近くでも現在は2mくらいしかなくなっています。

グリーンランドや南極は島が氷で覆われています。
この氷が溶けると、海水の量が増加し海面が上昇します。

南極の氷
「南極の氷床は十分に低温で、広範囲にわたる表面の融解は起こらず、むしろ降雪が増加するためその質量は増加すると予測される。」
(IPCC 第4次報告書)
と南極の氷は減るどころか増えているそうです。

グリーンランドの氷
「数千年間負の値であり続ければ、グリーランド氷床は完全に消滅し、約7mの海面水位上昇に寄与するだろう。」
(IPCC 第4次報告書)
とされています。
このままなら、数千年経てば、グリーンランドの氷が溶けてしまう。
ということですね。
しかし、数千年で無くなるとはいえ、グリーンランドの氷は減り続けているということです。

北極の氷が溶けても海面は上昇しませんが、陸地の氷(南極やグリーンランドの氷、山の永久凍土)が溶けると、海水が増え海面が上昇します。

北極や南極、グリーンランドだけでなく、高い山の氷が溶けて海に流れることで海水が増え、海面上昇につながります。

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