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電気自動車『リーフ』が走れば走るほど森林保全が進む!?

leaf nissan

日産ゼロ・エミッションファンドというものがある。
これは、電気自動車『リーフ』の走行距離から本来ガソリン車で走ったら出したであろうCo2排出量を算出して国内クレジット制度(J-クレジット制度)を通じて売却するというもの。
算出されたクレジットは、『一般社団法人 低炭素投資促進機構』に売却した。

日産ゼロ・エミッションファンドの実績

  • 対象期間:2012年6月11日~2013年3月31日
  • 対象台数:4,578台
  • 走行距離:23,878,226km(地球597周分)
  • クレジット量:1,710t
  • 売却益:265万6000円

売却益の使用用途:
山梨県丹波山村、山梨県小菅村、山梨県道志村より選定した森林、約16,000平方メートル(テニスコート60面分*)の保全
*テニスコート1面を約260平方メートル(23.77メートル×10.97メートル)で計算
ゼロ・エミッションファンド立ち上げ運営維持費
EVの充電器の設置

リーフの年間走行距離は、車載の通信ユニットから、日産カーウィングスデータセンターに自動的に集約される。
送られてきた総走行距離から、国内クレジット制度の指定する算出基準に沿って削減CO2量を算出。

日産ゼロエミッションファンド知りませんでした!!
素敵な取り組みですね!
走行距離ってどうやって把握してるのかと思ったら、通信してるんですね!
iPhoneからリーフのエアコンON/OFFできたりするんですもんね!
できますよね~!!!
リーフ欲しくなります!(日産の戦略にはまりそうです!!)

ひとつ疑問が・・・
これってリーフを走らせれば走らせるほどCo2削減クレジットが増えて売却益も増えたりするんですかね?
Co2削減クレジットのために走らせるなんてことが可能??
それなら本末転倒だな~と思ったり・・・。

アメリカ 白熱電球製造中止でLED普及!?ニューヨーク市の場合

街灯 LED

アメリカでは2013年1月から全面的に白熱電球の製造中止となった。
この規制で、白熱電球が主力だったアメリカの家庭でも蛍光灯やLEDが本格的に導入されそう。

ニューヨーク市の場合、2017年までに25万基の街灯をLED電球に変更するとしている。
すでに、セントラルパークや高速道路などで使用テストが始められている。
これにより、ニューヨーク市は、電気代年14億円の節約ができ、温室効果ガスは30%削減できるとしている。

今後LED照明は、北米で毎年45%ずつ売上増の予想がある。

ちなみに、日本ではLEDと言えば、NICHIA(日亜化学工業)が連想されますが、アメリカでは、CREEだそうですよ。

日本 森林の成長量と伐採量

日本の森林の成長量と伐採量はどうなっているのかふと気になり調べてみました。

以下のグラフは平成19年までのデータしかありません。

森林資源 蓄積量 推移
http://www.jora.jp/chiikizai/pdf/20130221siryou1-1.pdf より

もっと最近データはないかと探してみたところ、こんな対談がありました。
集成材大手の銘建工業株式会社と真庭バイオマス発電の代表取締役 中島浩一郎さんの話では、
日本の森林は年間1億7000m3育っているが、伐採している量は年間3500m3程度。
だそうです。

http://www.nice.co.jp/nbr/2012-12-01_2004/02.html

最近また増えているということなのかな。

ちなみに
真庭バイオマス発電は、出力は木質バイオマスで国内最大の1万キロワット。(2015年4月稼働予定)
年330日・24時間稼働し、年間出力7万9千メガワット時(メガは100万)。年21億円の売電収入を見込む。
燃料は真庭市を中心とした地域から間伐材などの未利用材を年9万トン、製材所から出る端材など一般木材を5万8千トン集める。
真庭市の電力の多くを賄おうと市などと団体をつくって運営していくそうです。

タイで再生可能エネルギーが拡大

タイで再生可能エネルギーが拡大

再生可能エネルギーイメージ

タイ政府が買い取り価格を高めに設定したことなどが背景に、再生可能エネルギーが拡大しているようです。

タイの再生可能エネルギー状況

■ 現状の発電能力

  • 太陽光:49万kW
  • 風力 :22万kW
  • 小水力:10万kW
  • バイオマス:199万kW
  • その他:24万kW

合計:303万kW

■ 2021年目標

  • 太陽光:200万kW
  • 風力 :120万kW
  • 小水力:161万kW
  • バイオマス:363万kW
  • その他:76万kW

合計:920万kW
(タイ エネルギー省 日経新聞より抜粋)

タイでは経済成長や内需の拡大、高速鉄道の敷設などを受けて、電力需要が年率4%で成長していくと予想される。
政府は2030年までには国内の発電能力を7068万キロワットと2010年の2倍以上に増やすことが必要と見ている。

タイでは自国やミャンマーの沖合いなど近隣で天然ガスが豊富に産出。発電量に占めるガス火力への依存度は70%まで上昇。
政府は代替エネルギー源の育成を図っている。

バイオマス施設「ブルータワー」とは

ブルーチャレンジ 岩手県宮古市

岩手県宮古市のバイオマス施設「ブルータワー」とは
間伐材などの木質チップ(木質バイオマス)を利用し、電気、熱、水素を作り出す。
商業用としては世界初。
木質チップを無酸素状態で1200度の高温で熱すると水素を多く含んだバイオガスを発生させることができる。
バイオガスは、ガス分離を経て99.99%の高純度水素ガスとして利用することができる。
施設は、津波で被害を受けた場所を使用する。

また、ブルータワーでは、

  • 発電した電気は、電力会社や企業へ売電
  • 熱は、農業で利用
  • 水素は、車や住宅用燃料電池へ供給

事業費は約30億円
半分はプロジェクトに参加しているトヨタなど民間企業12社が負担し、残り半分は国などの補助金が使えないか模索している。

ジャパンブルーエナジーの堂脇社長は、ブルータワーの技術について日経新聞のインタビューでこう答えている。
――どのような技術なのですか。

「カギとなるのはアルミナセラミックスの小さな球体(直径約1センチ)だ。これを加熱して木質チップなどバイオマス原料の中に落とし接触させる。バイオマスは熱分解しメタンなどのガスが発生する。このガスを高温のアルミナボール、水蒸気に接触させて改質、水素をつくり出す」
「アルミナのボールがプラント内で熱を運ぶ媒体(ヒートキャリアー)として働き、同時に木材などから出るやっかいなタール分を吸い取り、装置の中に残留しないようにする。アルミナボールは反応過程で生ずる副生ガスの燃焼で加熱するためシステム全体の熱効率が高い。熱分解器など心臓部は常圧でよく、原理的には非常に簡単な仕組みだといえる」
木くずから水素 新技術、燃料電池車に活用 ジャパンブルーエナジーの堂脇社長に聞くより)

ブルータワー施設概要

 施設総面積 ブルータワー敷地1ha 
 事業主体  民間企業によるSPC設立
 使用原料  木質バイオマス等(日量70トン)
 水素製造量  40立方メートル/毎時(予定)
 発電出力  3,000kW(予定)
 熱利用可能量  重油換算で、115万リットル/年 (3,500リットル/日)

稼働時期は、2014年秋を予定している。
順調に進んでほしいですね。

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