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NY市で、レジ袋削減法案提出

NY市

アメリカ ニューヨーク市でゴミ削減のため、レジ袋法案が市議会に提出されました。
ニューヨーク市では年間52億枚もビニール袋がゴミとして捨てられていて、課金を通じて、ゴミ処理費用の6割削減を目指すしているそうです。
課金は、レジ袋1枚約10セント。
この10セントは、市へ支払われるのではなく、店側の収益となるようです。
レジ袋は、ビニールでも紙でも課金対象。

ちなみに、レストランは対象外となっています。

日本では、大手スーパーなどがレジ袋削減のため、有料化をすすめていますね。
東京都杉並区と日野市では、条例で有料化が定められています。

世界のゴミの排出量

世界のゴミ排出量は年々増え続けています。
新興国の経済成長が続くと予想されており、今後ゴミの量が増えていきます。

これからの世界のゴミ排出量
2025年には2005年(約13億トン)の倍約26億トン。
さらに、2050年には2025年の倍になると予想されています。

ゴミの処理費用やリサイクルなどの関連事業を含めると、
世界の廃棄物処理の市場規模は
2012年:約1兆ドル
2020年:2兆ドル(予想)
(4月19日MBSより 岡三証券 皆越まどか氏)

凄まじい勢いでゴミの排出量が増えていきますね。
経済が良くなれば、それだけゴミが増えていく。
ゴミを減らしながら経済成長できればいいのですけど。
難しい問題ですね。

スウェーデン ごみが足りなくてノルウェーから輸入

スウェーデンでは、ごみのリサイクルに信じられないほど成功し、困った事態に陥っているそうです。
リサイクルが成功しているのに困るなんて・・・
そっちの方が信じられませんが。

スウェーデンでは、ごみの96%がリサイクルされ、残り4%が焼却炉で燃やされ温水や発電しています。
4%のごみからは、スウェーデンの地域暖房の20%、25万世帯分の電力が供給されています。

しかし、あまりにもリサイクルが成功しすぎてしまったために、焼却するごみが足りないという事態に陥ってしまったそうです。
可燃ゴミが減り、ごみの焼却能力・発電能力が余ってしまったのです。
この事態を解決するために、スウェーデンはノルウェーなどの近隣国からごみを80万トンも輸入することにしました。

ノルウェーは、ごみを処分してもらえるし、スウェーデンは貴重なエネルギー源を手にすることが出来き、win-winの関係。

しかし、良いことばかりではないようで、
ノルウェーから輸入したごみは、スウェーデンで焼却され暖房や発電に生かされた後、灰がノルウェーに返却されることになります。
その灰には、ダイオキシンや重金属なども含まれている。
とスウェーデン環境保護庁(EPA)のシニア·アドバイザー オストランド氏は説明しています。

将来的には、リサイクルが進んでいないイタリア、ルーマニア、ブルガリア、リトアニアなどの国からごみを輸入しようと考えているそうです。
オストランド氏は、最後に
「長期的には、リサイクルした方が良いが、短期的な視点でみると、とても良い解決策だと思う。」
としています。

参考記事
Sweden imports waste from European neighbors to fuel waste-to-energy program

うーん。
ただ埋め立てられるよりも、ごみが有効活用されて化石燃料を使わない方が良いのかもしれない。
けど、わざわざごみを輸入するなんて無駄が多いような。。。
リサイクルが成功しすぎるのは良いことだけど、エネルギーが不足するというのも大変ですね。

アジア国別 1人1日当たりのごみ排出量

アジア国別 1人1日当たりのごみ排出量

アジア各国 1人1日当たりのごみ排出量

アジア各国 1人1日当たりのごみ排出量

日本は、グラフの8カ国中3番目に多いごみの排出量となっています。
それぞれの市町村でごみの有料化や分別が進んでいるので、次の生物多様性白書では、ごみの排出量は減っているでしょう。
中国が意外に少ないように感じましたが、ごみが多いのは都市部だけなのかもしれませんね。

ごみ焼却で発電する日本の清掃工場

現在、ごみを燃やしたときに発生する熱を利用した発電施設が増えている。
日本では1日1人当たりのごみ量は1キログラム弱。
都市ごみは高品質の石炭には及ばないものの、低品位の石炭の半分ほどの熱量であり、燃料として十分使えるのだ。
日本の焼却施設(清掃工場)は、約1300ヵ所。
そのうち発電施設を持つ焼却施設は約300ヵ所。

300ヵ所すべてを合わせた発電能力は2010年時点で170万kWとなっている。
環境省は、今後80万kW増やすとしている。

焼却施設による発電メリットは、
新たにCo2を排出しない。
ごみの焼却量で発電量をコントロールできる。

愛媛県松山市の新西クリーンセンターでは、老朽化に伴い清掃工場を新設。
発電施設を備える清掃工場に生まれ変わる。
2012年10月から運転を開始し、2013年4月から本格稼働する予定。

北海道札幌市の清掃工場3ヵ所でも発電設備を備えている。
札幌白石清掃工場
ごみ処理能力:900t/日
発電能力:3万kW

清掃工場内部はこのような形もまっている↓↓
清掃工場見学ツアー
ごみ焼却施設→蒸気タービン発電設備の流れがわかりやすく図解されています。
(お子さんの自由研究とかにつかえるかも。)

東京23区内では、稼働している19ヵ所の清掃工場は全て発電施設をもっている。
発電量は5億1000万kW/h(約14万世帯分の電力が賄える。)
売電収入は54億円
(2010年度実績)

他にも、奇抜なデザインの清掃工場で知られる
大阪市此花区 舞洲工場
ごみ処理能力:900t/日
発電能力:3万2000kW

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