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世界のゴミ焼却炉数「日本は世界一の焼却炉数!」

世界のゴミ焼却炉の7割が日本にあるという調査報告もあるくらい日本には焼却炉が多い。
日本が毎日排出しているゴミの量は15万トン、年間5000万トン以上のゴミ(一般廃棄物)を排出しています。(平成18年度)
日本が排出しているゴミは、有料化などでここ数年減少傾向にあるそうです。

世界のごみ焼却炉数(2008年)

日本:1269(97年 1641)
アメリカ:248
フランス:100
ドイツ:53
イタリア:51
スイス:29
スウェーデン:21
オランダ:9
イギリス:7

日本経済を支えた「戦略10訓」

20世紀は浪費社会であったことを示す「戦略10訓」
1960年代高度成長期の始まりに電通PRセンターがつくったもの。

戦略10訓

  1. もっと使わせる
  2. 捨てさせる
  3. 無駄遣いさせる
  4. 季節を忘れさせる
  5. 贈り物をさせる
  6. 組み合わせて買わせる
  7. 機会を投じる
  8. 流行遅れにさせる
  9. 気安く買わせる
  10. 混乱を作り出す

大量生産、大量消費、大量廃棄の時代です。
これは日本の経済成長を支えました。
なんの仕事をしていても、戦略10訓は未だに意識されますよね。
現在では、環境が意識され、大量生産、大量消費、大量廃棄は少なくなってきてはいるものの風潮は残っています。

最近ではテレビ。
「エコポイント」や「地デジ」などで、大量生産されたテレビが家庭に届き、地デジ非対応のテレビがリサイクル工場に回されています。
消費電力などを考えると、最新のテレビの方が優位ですが、テレビの生産などに使ったエネルギーの元をとるには時間がかかります。

札幌市のゴミ削減量

札幌市のゴミの有料化が2007年7月から開始されました。
ゴミの有料化がされたほかに、「雑紙」「枝・葉・草」ができ、「びん・缶・ペットボトル」と「容器包装プラスチック」が別の日に収集されるようになりました。
2017年度までに年間の焼却ごみの量を46万トンまで削減する目標を掲げています。
2008年度の年間焼却ごみの量は約59万トン。

2009年度には約49万トンに削減されました。
2010年4月には篠路清掃工場を1カ所運転休止することができました。
ゴミの有料化が導入されてからの1年間家庭からの廃棄ゴミの量は前年比41%減となりました。

2010年11月には休止していた篠路清掃工場の廃止を決定しました。
また、2010年度の年間焼却ごみの量は約44万トンに削減される見込みで、7年間前倒しで目標を達成することができそうです。
これにより、施設の更新費用 約370億円と、2017年度までの清掃工場の維持管理費 約100億円が節約することができます。

問題として、
「雑がみ」の収集は、段ボールや新聞、雑誌を回収しないが、認知が徹底されていないためか、雑がみとして出されているそうです。
このため、選別作業が膨大になり、コスト増を招いています。

札幌市広報紙より

ゴミを減らす横浜市のG30 ゴミ回収を有料化しないための対策

横浜市では、ゴミ回収を有料化しないで、ゴミを減らす取り組みをしています。

2010年度までに家庭と事業所から出るゴミを2001年度比で30%減らす「G30」を達成しています。

2003年 G30を開始
2005年 ゴミ30%減を達成
2006年 35%減に目標を上方修正
2009年 ゴミ42%減を達成(家庭ごみは35%減)

ゴミの分別を増やした。
以前の分別では
「家庭ごみ」「粗大ごみ」「缶・ビン・ペットボトル」「小さな金属類」「使用済み乾電池」
の5分類だった。

G30開始後は「家庭ごみ」をさらに細かく分け
「燃やすごみ」「プラスチック製容器包装」「燃えないごみ」「スプレー缶」「古布」「古紙」
全部で10分類にした。

分別がされていないゴミは、回収せずに取り残し、目に余る場合は罰則をあたえる。

2001年度90万トンだったゴミの量が2009年度58万トンにまで減った。
紙類は30万トンから15万トンへ
プラスチックごみは13万トンから6万トンになった。

特に紙類は、市が指定した業者を通してリサイクルすると、古紙1kg当たり3円の助成金を市から町内会へ支払う。
6つの町内会が実施し2010年7月までに累計で助成金520万円になるほど、リサイクルされた。

G30前に7ヶ所あったごみ焼却場を2ヶ所廃止。
さらに1ヶ所休止。
市内にある2ヶ所の最終処分場はG30期間中は満杯にならない。
(G30前には2007年には満杯になる恐れがあった。)
2011年度からは最終処分場を1ヶ所に集約する予定。

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