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アメリカの原油生産量 2013年・2014年予測(エネルギー省)

アメリカでは原油の生産が拡大していて、ほぼ20年ぶりの高い水準を記録。
アメリカの原油生産は日量700万バレルを超えていて増産傾向は今後も続くと予想されている。
エネルギー省の短期予測に基づくと

アメリカ原油の平均生産量予測

  • 2013年:日量 730万バレル、
  • 2014年:日量 790万バレル

に達すると見込まれている。

この理由はシェールガスのように地中の岩盤層などから発掘されるタイトオイルの生産が増えているため。
新たな採掘手法(水圧破砕法[フラッキング])が開発され、石油ブームに沸いているとのこと。
最も原油の生産量が多いのはテキサス州。
1日200万バレルに迫る勢いだそうです。
次いでノースダコタ州、アラスカ州。

追記 2013年6月14日

イギリスBP『BP Statistical Review of World Energy』と題された調査レポートによると
アメリカの2012年の原油生産量は日量890万バレルとされています。
前年比14%増とのこと。
これは過去最大の伸び率だそうです。

メタンハイドレート採取に成功!生産技術の確立は5年後をめどに。課題と懸念は?

日本は、将来の国産天然ガスの資源として期待されている「メタンハイドレート」について、愛知県と三重県の沖合で世界で初めて海底からのガスの採取に成功した。
今回の試験開発では、海底より数百メートルの深さの地層から天然ガスの採取に成功。
今回、試験開発されている海域だけでも、日本の天然ガス消費量の14年分の埋蔵量が見込まれている。
この採取から二週間ほどかけて安定的に採取できるかを調査するとのこと。
2018年か19年をめどに商業化に必要な生産技術も準備できる見込みだという。

日本近海での埋蔵場所

ほかの地域では、新潟県の上越沖や北海道の網走沖、日本海の秋田県から山形県にかけての沖合などで実際にメタンハイドレートが確認されている。
メタンハイドレート埋蔵の可能性が指摘されているのは、紀伊半島から四国、九州にかけての太平洋沿岸。
日本近海だけで日本の天然ガス消費量の約100年分は埋蔵されているとの指摘も。

今後、本格的にメタンハイドレート実用化が進めば、日本の輸入依存体質を変えることができる。

これからの課題

通常の天然ガスは、埋蔵している地層にパイプを通せばガスが出てくるのに対し、メタンハイドレートは、シャーベット状の固体からガスだけを取り出す必要がある。
このため、今回の試験採取については、アメリカで生産が増加しているシェールガスと比べても、コストは17倍になっているという試算も。
また、一般的なガス田に比べると、メタンハイドレートからガスを採取する効率は10分の1程度とされ、効率の悪さも課題。
ちなみに、これまで開発には588億円が投じられている。

こんな懸念も

海底から土を大量に取り除くと、メタンハイドレートが閉じ込められている堆積層に変化が生じる可能性がある。
掘削が引き金となって海底地滑りが起き、津波が発生する可能性があるとの指摘も。
また、メタンハイドレート抽出時に、誤って大気中にメタンを放出した場合、気温の上昇などの危険性もあるとのこと。

WIRED参照
メタンハイドレートへの期待と懸念:「日本の海底採取成功」は何をもたらすか
メタンハイドレートの二面性:「新エネルギー」+「温暖化を激化させる脅威」

メタンハイドレートから天然ガス採取が成功したことは国産天然ガス資源の実用化に大きく近づいた気がしますね。
危険性については、何をしても危険はつきまといますね。
これまで通り原発に頼っても危険がありますし。
今後に期待ですね!

世界のエネルギー消費量(原油換算) 2011年

イギリス石油大手BP社によると
2011年の世界エネルギー消費量は、原油換算で123億トン。
最も古いデータの1965年に比べて3.3倍に達した。

世界エネルギー消費量 資源別割合

  • 石油:33.1%
  • 石炭:30.3%
  • 天然ガス:23.7%
  • 水力:6.4%
  • 原子力:4.9%
  • 再生可能エネルギー:1.6%

となり、化石燃料が87.1%を占めている。

また、2011年の世界再生エネルギー利用料は、原油換算値で約2億トン。
資源全体の1.6%。(前年比18%増)
国別では

  1. アメリカ:4500万トン
  2. ドイツ:2300万トン
  3. 中国:1800万トン

アメリカは、バイオ燃料の生産が大きく寄与している。

日本の世界再生エネルギー利用料は。原油換算値で740万トン。
日本は、2012年から再生エネルギー固定買取制度が導入され、太陽光や風力など発電所の建設ラッシュを迎えているため、今後増加していくと見られる。

国際エネルギー機関(IEA)によると、2035年時点で世界のエネルギー消費量は原油換算値で172億トンに増加すると見込んでいる。

ちなみに、2001年の世界エネルギー消費量は、世界全体で原油換算約91億トン。

低温熱を有効利用するバイナリー発電 川崎重工業と松之山温泉

一般的に地熱とは、150℃以上を指しこれ以下の低い温度では、発電に使用するのは効率が悪い。
とされてきました。
しかし、技術的に改良が進み、150℃以下でも発電利用をする動きが活発化している。
現在放出されているこの低温の地熱を発電にまわすと、日本全体で原発7基分の751万kWあるとされている。

兵庫県神戸市の川崎重工業 神戸工場

2年前から低温の廃熱を利用して発電できるバイナリー発電装置を設置した。
このバイナリー発電装置では、80~130℃の廃熱で水よりも沸点の低いフロンやアンモニアなどのを蒸気にしタービンを回し発電している。
この工場から出る排熱で最大250kWの発電をしている。
発電施設の広さは、25m2程度。

新潟県の松之山温泉

2011年12月から環境省の実証実験としてバイナリー発電を設置。
出力は50kWで、フルで発電すると年間40万kW。
100度以下の温泉の熱を利用したバイナリー発電は国内初。
ここでは97度程度の温泉の熱で発電している。

しかし、2012年7月~温泉内の天然ガスが急増し水量と熱量が確保しづらくなり発電が休止状態になっている。

松之山温泉バイナリー発電システム

今は、立ち上がりの段階なので、さまざまなトラブルもあるようですが、
工場の廃熱や温泉の熱を利用したバイナリー発電は、国の補助などが入りながら導入を進めている民間や自治体が増えているようです。

今後のバイナリー発電の市場規模

2020年に約440億円見込まれる。
(日本総研)

同じ試算では
風力発電は、2020年に約1200億円。

とされています。

日本の電力需要(販売電力量)2012年1月~6月

2011年度(2011年4月~2012年3月)の電力需要(10社販売電力量)合計8,598 億kWh
2010年度の電力需要(10社販売電力量)合計9,064 億kWh
2009年度の電力需要(10社販売電力量)合計8,585 億kWh

日本の電力販売量(2012年1月~6月)

  • 1月 電力需要(10社販売電力量合計):807.7 億kWh
  • 2月 電力需要(10社販売電力量合計):791.1 億kWh
  • 3月 電力需要(10社販売電力量合計):766.2 億kWh
  • 4月 電力需要(10社販売電力量合計):700.8 億kWh
  • 5月 電力需要(10社販売電力量合計):655.0 億kWh
  • 6月 電力需要(10社販売電力量合計):640 億kWh(速報値)

(電気事業連合会のデータより)

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