タグ : 資源

セルロースナノファイバー 無尽蔵の植物100%素材 重さは鉄の1/5で強度は5倍

植物のもつセルロースを細かくした再生可能で無尽蔵な植物100%素材のセルロースナノファイバー。
このセルロースナノファイバーだけを集めて圧縮したものは、重量が鉄の1/5で強度が5倍、170℃に熱した油に入れても熱膨張によって変形しないものになる。
将来は、車や家電に使われることも期待されている。
さらに、透明にすることにも成功し、ディスプレイなどにも活用も可能になりそうだという話。

夢の扉 鉄より強い植物素材 動画

セルロースナノファイバーは、強い素材もできる上に食べ物に混ぜると良い効果も。
ラーメンに混ぜれば、伸びにくいラーメン、ソフトクリームに混ぜれば、溶けにくいソフトクリームなどができる!

ナノファイバーがとれる植物は、木材だけではなく、じゃがいもです稲わらでもいいそうです。

すごいですね。

この素材を開発したのは京都大学の矢野教授。
矢野教授のWEBサイトにもっと詳しく載っています。

セルロースナノファイバーとは Cellulose Nanofibers
京都大学生存圏研究所 生物機能材料分野

ナノセルロース20090403

環境に負荷をかけないモノづくりが進んでいきそうですね!

中国の石炭液化で環境悪化!?

中国 PM2.5汚染対策として石炭液化を支援した結果→砂漠化

※石炭液化とは、石炭を適当な方法で分解し油状にすること。

動画の抜粋

中国最大の石炭会社「神華集団」はオルドス市で石炭液化技術を世界初の商業レベルでの実用化に成功。
大気汚染対策として、中国政府は石炭液化技術を支援している。
オルドス市は、中国トップクラスの石炭産地で神華集団は石炭液化した燃料を年100万トン販売している。
石炭液化された燃料は、石炭に比べ硫黄などの不純物が少なく、PM2.5などの発生物も少ない。
神華集団はオルドス市で石炭液化プラントを拡大し年500トン生産するとしている。
しかし、1トンの石炭液化燃料を作り出すのに必要なものは、

  • 石炭4トン
  • 真水10トン

が必要だと言われている。

神華集団は、石炭鉱山の近くの水脈では足りたいため100キロ離れた地下水が豊富な地域に大量のポンプ施設を設置し、工場まで水を運んでいる。
水源のチャーハンミャオ村では、砂漠化が進み、家畜の餌になる牧草に困るほどになっているという。
反発が強くなっていることから、チャーハンミャオ村での取水を段階的に停止すし、別の水源を開発するという。

PM2.5は抑えられるとしても、砂漠化が進むという意味のわからないことになっちゃっているようですね。
石炭4トンと真水10トンから作れる燃料が1トンっていうのは、かなり無駄が多いような気がするのですが、こんなものなんでしょうかね?

世界 1人当たりの年間ガソリン、ディーゼル消費量

カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクールのルーカス・W・デイビス教授が2013年に発表した資料。

グラフは、128ヵ国の年間1人当たりのガソリン、ディーゼル消費量と、1ガロン(約3.785リットル)当たりのガソリン、ディーゼル平均価格を比較したもの。
円の大きさは、国の人口を表している。

世界の年間1人当たりガソリン消費量

世界の年間1人当たり軽油消費量

2015年までに、世界の石油消費量は一日あたり9000万バレル(約3億4069万リットル)に達する。
多くの国々が補助金によって燃料価格を低く抑えている。
デイビス教授によれば、すべての補助金をなくすだけで、世界の燃料消費量はすぐに2900万ガロン(約1億980万リットル)減少するという。
課税も効果的とのこと。
ドイツの場合、1ガロンあたり4ドル(1リットルあたり約1ドル)を超える税金が課税されています。
アメリカでは、ガソリン1ガロンあたり平均で49セント(1リットルあたり約13セント)の税金とかなり安くなっています。
日本に比べても安いですね。
日本は、1リットル当たり60円以上の税金が課税されています。

The Economic Cost of Global Fuel Subsidies
Lucas W. Davis

ディーゼル(軽油)の消費量グラフは

やはり、アメリカの大量消費はすごいですね!
1人当たりガソリンで日本の約3.5倍、ディーゼルで2倍以上も消費しています。

ガソリンとディーゼルだけの消費量でしたが、このほかにも重油、灯油、天然ガス、石炭など大量に資源を消費し続けて、現在の私たちの便利な生活が成り立っているんですね。
少し不便でも、環境に負荷がなるべくかからない生活をすることを心掛けたいですね。

追記:

2013年の中国の石油 1日の消費量と生産量

  • 消費量:1000万バレル
  • 生産量:400万バレル

(ニューヨークタイムズ)
中国はロシアから天然ガス供給を2018年からパイプラインで30年間受けることで合意。(2014/05/23)

シェールガス田 3年で産出量が75%減!?暗い話題の一方で明るい話題も!

シェールガスの大規模開発が始まって8年。

ガスの産出量の減少がこれまでのガス田に比べて早いことがわかってきた。
シェールガスのガス田では産出3年程度で産出量が75%以上も減少するという。
産出量を維持していくには新しい井戸を次から次へと掘らなければいけない。
(毎年3割以上をリプレースしなければならない)

それに加えて、ガス価格の低迷や技術者の獲得などで赤字状態。
アメリカ全体で2012年にかかったコストは420億ドルとも言われている。
2012年 アメリカ全体のシェールガス売上高は325億ドル。

2013年のアメリカの天然ガス価格は3~4ドル。
シェールガスは岩石層に溶け込んでいるため採掘には高度な技術が必要で費用も多くかかる。
また、シェールガスブームによって、掘削技術者への高い報酬も生産コストを上げている。

そういうもろもろの事情で

  • 大阪ガスは、テキサス州で進めていたシェールオイル・ガス田開発で想定通りの生産ができないと判断、290億円の特別損失(投資総額330億円)を計上。
  • 英ブリティッシュ・ペトロリアムもすでに21億ドルの評価損を計上。
  • 2013年4月、オクラホマ州でシェールガスなどを生産するGMXリソーシズが米連邦破産法第11条を申請。
  • 2013年10月には、ロイヤル・ダッチ・シェルが240億ドルを投じた米国のシェールガス事業が失敗に終わったとの観測が高まっている。

などなど、不吉な動きもみられるとのこと。

「なぜシェールガスはカベにぶつかっているのか
世界平和研究所主任研究員の藤和彦氏に聞く」より
http://toyokeizai.net/articles/-/28835

シェールガスの暗い話題の一方で明るい話題も!

  • 2014年1月5日
    米ペンシルバニア州グリーンカウンティにある25カ所のシェールガス鉱区を開発するため、中国最大の石炭開発会社神華グループは米ECAと組み、合弁会社設立。
    神華グループは9000万ドルを投資し、ECAは運営する。
  • 1月13日、フランス系大手石油会社のトータルは、イギリス中東部リンカーンシャー地域のシェールガス開発に4800万ドルを投資すると発表。
    イギリスに埋蔵されているシェールガスは約7400億立方メートルと言われる。(ロシア、ポーランド、フランス、デンマークに続く欧州5位の埋蔵量)
    トータルはすでに米国、アルゼンチン、中国、オーストラリアなどですでにシェールガス開発が始動している。

採掘技術が米国で商用化されてからまだ20年に満たない。
(大規模開発が始まって8年程度)
現在の技術で採掘できるシェールガスは天然ガスの32%程度で、今後シェールガスの採掘可能量が増える余地が大きいそうですよ。
(情報元は中央日報の記事なんでどこまであれなのかわかりませんが・・・)

シェールガス掘削には、未知の部分が多くてこれからどうなるかなんて誰もわからないってことですね。

アメリカや中国は、シェールガス埋蔵量が多く、手放せない資源なので、開発が諦められるなんてことはよほどのことがない限りなさそうですね。

NY市で、レジ袋削減法案提出

NY市

アメリカ ニューヨーク市でゴミ削減のため、レジ袋法案が市議会に提出されました。
ニューヨーク市では年間52億枚もビニール袋がゴミとして捨てられていて、課金を通じて、ゴミ処理費用の6割削減を目指すしているそうです。
課金は、レジ袋1枚約10セント。
この10セントは、市へ支払われるのではなく、店側の収益となるようです。
レジ袋は、ビニールでも紙でも課金対象。

ちなみに、レストランは対象外となっています。

日本では、大手スーパーなどがレジ袋削減のため、有料化をすすめていますね。
東京都杉並区と日野市では、条例で有料化が定められています。

TOP