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世界の水争奪戦

日本は島国なのでありませんが、大きな大陸では、国境をまたがって流れている大きな川があります。
川の水は、周辺の人々の生活にかかせないものです。
上流で水を使い過ぎたり、汚染させてしまうと、下流で生活する人たちに大きな影響が及びます。

世界では、大きなところだけでこんなに水に関わるトラブルが起こっています。

世界の水争奪戦

メコン川
中国、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム

上流に中国がダムを作っているため、下流のタイ、ラオス、カンボジア、ベトナムへ少なくなっていると主張しています。
中国は、降水量が減っただけだと言っているようです。
最初の中国のダム建設以降、水位は低下し、捕らえられた魚は小さく、漁獲量は4分の1に減少した。
さらに、メコンイルカやマナティーを含む、多くの種が絶滅の危機にさらされている。

インダス川
インド、パキスタン

ガンジス川
インド、バングラデシュ

チグリス・ユーフラテス川
トルコ、シリア、イラク

アラル海
カザフスタン、ウズベキスタン、等

ヨルダン川
イスラエル、ヨルダン、レバノン等

ナイル川
エチオピア、エジプト、スーダン

コロラド川
アメリカ、メキシコ

セネバ川
エクアドル、ペルー

パラナ川
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ

世界中で水争奪戦が起こっています。
その割をくっているのは、そこに住む生物たちです。
メコン川やそのほかの地域でも、多くの種の絶滅が危惧されています。

世界の水使用量推移

発展途上国の都市化など豊かな生活をできる人が増え、年々世界の水使用量は増加しています。

世界の水使用量推移

1950年:1,382km3
1960年:1,968km3
1970年:2,526km3
1980年:3,175km3
1990年:3,788km3
2000年:3,973km3
2010年:4,431km3
(UNESCO『World Water Resources at the Beginning of the 21st Century』)

洗濯機や衛生管理が発達し手洗い、シャワーを浴びたり便利な生活ができるようになり、水の使用量は増えています。
地球上にある水。生活に必要な水の量と重複しますが、私達日本人は1人1日約300リットルもの水を使っています。
日本では、あまり実感がわきませんが、水をめぐって争奪戦が起こっている国が多くあります。

地球上にある水。生活に必要な水の量

地球上にある水の多くは海水です。
私達人間が使える水の僅かしかありません。
地球上には
海水:約97%
淡水:約3%
人間が利用できる水:約0.01%

です。
淡水の多くは地中深くの地下水や氷河などです。
そのため、人間が簡単に利用できる淡水は僅か0.01%程度です。
この地球上の水をお風呂の浴槽いっぱいに入れた水に例えると、私達が利用できる淡水はティースプーン4杯分程度だそうです。

私達が生活に必要な水はどのくらいなのでしょうか?

1日に最低必要なのは20リットルだと言われています。
これには、飲み水、手洗い、洗濯、炊事に使う水です。
シャワー、お風呂、水洗トイレなどは含まれていません。
この1日20リットルの水を、1km以上歩かなくては手に入らない人が地球上に約9億人いるというデータもあります。

一方で、私達日本人は1人1日約300リットルもの水を使っています。
さらに、バーチャルウォーター(仮想水)も、かなり使用しています。
バーチャルウォーター(仮想水)一覧

世界中では、人口増加、都市化などで年々水の使用量が増え続けています。
また、使える水が、工場排水、農薬・除草剤などで水が汚染されたり、海面の上昇などで減っているという話もあります。
蛇口をひねれば、当たり前のように水が出る生活をしていると、実感できないことがたくさんあります。
節電も必要ですが、水資源も節約していくことも必要ですね。

放射性物質を除去できる浄水器

浄水器メーカー ニューメディカ・テックの浄水器は放射性物質を除去することができる。

家庭用浄水器(災害対応型)CV-105JA

家庭用浄水器(災害対応型)CV-105JA

汚染された水を、浄水器の活性炭ろ過、微粒子ろ過、逆浸透膜、ミネマリンフィルターの4つのフィルターで有害物質を除去する。
このフィルターは、真水は通すが、不純物は通さない。

メインは逆浸透膜。
逆浸透膜の網目の大きさは0.1ナノメートル(1000万分の1mm)という細かさ。
構造は

逆浸透膜

逆浸透膜


ニューメディカ・テックの浄水器の特徴 参照)

実際に、浄水器で放射性物質を除去できるのかを、飯館村のため池の水で検証している。
「ガイアの夜明け」で公開していた検証結果では

飯館村のため池の水
ヨウ素131 : 533ベクレル
セシウム134 : 12.6ベクレル
セシウム137 : 12.9ベクレル
であった。

この水をニューメディカ・テックの浄水器を通すと、
飯館村のため池の水は、放射性物質は検出されないという結果に。

放射性物質を除去できることをメインに書きましたが、普通にお風呂の水や汚れた水なども飲める水に換えてくれるくれる浄水器です。
価格は、家庭用で21~32万円ほど。
有事の際には、かなり活躍してくれそうです。
とりあえず、太陽光発電システムと浄水器があれば、しばらく生きていけそうですね。

フィルム栽培で干ばつ地域でも農業を!!


メビオール株式会社

フィルム栽培という新しい農法があります。
土の役割をする特殊なフィルム上で、作物を育てるというもの。
農地でない土地や痩せた土地でも農作物が作りやすくなる。
また、この特殊なフィルムは、水や栄養分は吸収するが、病気などの菌が繁殖しづらい性質があり、有機栽培もやりやすいというメリットもあります。

東日本大震災の被災地の塩がかぶってしまった土地、汚染された土地でも活用できるのではないか?
という試みもされているそうです。

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